コンタクト処方箋
現在、コンタクトレンズの愛用者は約1500万人と言われています。既に日本国民の10%強の人たちが使用していることになります。しかしその一方でコンタクトレンズの不適切な使用が原因で愛用者の10%にあたる150万人に眼障害が発症しているとも言われています。
コンタクトレンズと言う商品はどのような位置づけの商品なのでしょうか?
コンタクトレンズは、目の上に直接のせて使用する高度管理医療機器というものに該当します。それだけでもちょっと「他の商品とは趣が違うな」と感じる人が多いことと思います。
今までコンタクトレンズ通販という購入方法がまだなかった時代、コンタクトレンズと言えば、眼科に行って購入するか、コンタクトレンズ屋さんに行き、その隣にある眼科で検査をしてコンタクトレンズ屋さんに戻って購入するという方法が一般的でした。
そこにどこからでも、いつでもインターネットを通してコンタクトレンズが購入できるという、とても便利な「通販」というシステムが登場しました。現在その利用者は年々増え続けています。
社会人であれば平日は仕事があり、ましてや残業などあろうものなら眼科やコンタクトレンズ販売店の診療時間、営業時間内に来店することなどまずできません。
高校生の人でも学校が終わり、部活動が終わってからではなかなか厳しいのではないでしょうか?
「じゃあ土日祝日に行けば?」と簡単には言えません。治療を主な目的としている眼科さんは土日祝日は休診の眼科さんが多いですし、コンタクトレンズ屋さんと言えば平日には行くことができない人たちが集中しますので、土日祝日となれば、混み合い2時間3時間待ちは当たり前という状況です。
中には小さなお子さんのいる主婦の人もいます。このような実情を踏まえればコンタクトレンズ通販の利用者が増加するのはごく自然の現象だと思います。
コンタクトレンズを購入する際に「処方箋」と言う言葉を耳にすることはありませんか?
通販で購入する際にこの「処方箋」を気にされる人が非常に多いのです。その背景には「コンタクトレンズを購入する際には処方箋が必要だ」という固定観念があるからなのです。
ではその「処方箋」とはそもそもどういうものなのでしょうか?
コンタクトを購入する際に「処方箋はありますか?」「処方箋がないと販売できません。」などと言われた経験のある方も少なくないと思います。むしろコンタクトレンズ歴の長い人であればほぼ全員が経験があるのではないかと思います。
このサイトではコンタクト処方箋と言うものが「どのような性質のものなのか?」と言うことを一緒に考えていきたいと思います。
そして処方箋の意味合いをご理解いただき、定期検査を受診しながら状況に応じてとても便利なコンタクトレンズ通販を上手に活用いていただけたらと思います。